史上2度目の東海大ダービー 東海大相模、甲府に昨秋の雪辱誓う

 「第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会」(23日)

 組み合わせ抽選会が大会史上初めてオンラインで行われた。

 因縁の対決が聖地で繰り広げられる。東海大相模の初戦は東海大甲府との“東海大ダービー”に決定した。同大学の付属校が甲子園で相まみえるのは1983年夏の甲子園1回戦・東海大一(現東海大静岡翔洋)-東海大二(現東海大熊本星翔)以来2度目。春は初のマッチアップだ。

 抽選順が32番目と全体最後だった東海大相模にとって、“残りクジ”で雪辱の機会を得た。昨秋の関東大会・準々決勝。東海大甲府を相手に九回裏1死まで1点リードしながら逆転サヨナラで敗れ、センバツ出場への当確ランプをともすことはできなかった。

 門馬敬治監督(51)は「これが勝負の厳しさ、現実の厳しさだと思っている」と胸に刻み、負けからチームを作り直した。この冬は次男・功内野手(2年)を外野に回すなど、大シャッフルを試している。「生まれ変わったチームとして臨みたい」と指揮官。関東・東京の最後の1枠に滑り込んだ名門が、気持ちを新たに聖地へ向かう。

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