智弁学園主将「スキがないように」大阪桐蔭主将「足と声を武器に」センバツV候補対決
「第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会」(23日)
3月19日に甲子園球場で開幕するセンバツの組み合わせ抽選会が行われ、大会第4日第2試合の1回戦で、昨秋の近畿大会V・智弁学園と同準V・大阪桐蔭の優勝候補対決が実現した。両チームは昨秋の近畿大会決勝で対戦し、智弁学園が7-3で大阪桐蔭を破っている。
智弁学園・山下陽輔主将は「近畿大会同様につなぐ野球でスキがないようにしたいと思います」と再び勝利することを宣言した。
今年は投手力もあり、プロ注目の主砲・前川を擁して戦力は充実している。山下主将は2016年以来5年ぶりの優勝へ向けて、「いろんな方が応援、協力してくださっているので、もう一度日本一を獲りたいと思います」と力を込めた。
対する大阪桐蔭・池田陵真主将は、智弁学園に対して「投打において非常にいいチームだと思っています」と警戒しつつ、「自分たちの足と声を武器に戦っていきたい」とリベンジを誓った。
今年は今秋ドラフト候補の最速154キロ右腕・関戸、同150左腕・松浦や、4番・池田らを擁する“タレント軍団”。根尾(中日)、藤原(ロッテ)らを擁して春夏連覇を果たした2018年以来の優勝を目指す。