オリックス・吉田正、イチロー&ギータ超え!2・8億 6年目野手NPB史上最高【NPB】
オリックスの吉田正尚外野手(27)が22日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、8000万円増の2億8000万円プラス出来高でサイン。6年目の野手としては球団OBのイチローの2億6000万円、ソフトバンク・柳田の2億7000万円を超えてNPB史上最高額となった。
「1年間しっかり頑張ってくれたと評価してもらえた。2年連続最下位、Aクラスも経験したことないのでなんとか上を目指してやっていきたい」
初めて代理人を起用して初の越年更改。金額は合意していたが、4日から沖縄で日本ハム・西川らと行う自主トレを優先したためこの日となった。
「6勤で休みは2日だけ。西川さんとハードなトレーニングをしてきました。盗塁で恩返ししたい(笑)」
昨季は初タイトルとなる首位打者を獲得。今季の目標には「(打撃部門すべてで)1番を目指してやっていきたい。そうなるとチームもいい方向にいくので引っ張っていけたら」と三冠王を掲げた。
若月のあとを受け、選手会長に就任。交渉の席では仮眠室の新設なども球団に訴えた。
「選手の声を届けて少しでもいい環境になれば」
究極は優勝のビールかけでの音頭。そのために打撃を磨き続ける。