元阪神・伊藤隼太が愛媛入団「今の自分に最善の選択」「気持ちも晴れやか」
元阪神の伊藤隼太外野手(31)が四国ILp・愛媛マンダリンパイレーツに入団することが22日、決まった。野手コーチ兼選手としてプレーする。
伊藤は自身のインスタグラムでコメント。入団の経緯について「一緒にチームを強くし、優勝したいという想いとともに、自分の夢の実現に対してのサポートをさせてほしいという愛媛球団の熱意に心動かされ、率直にこの球団のために力になりたいと思いました」と説明。続けて「何より、もう一度、自分に思い切り野球ができるチャンスを与えてくれた球団には感謝しかありません」と記した。
また、決断に至るまで「多くの人に相談し、話を聞き、とても悩みました」と吐露。熟考した末に「今の自分にとって最善の選択だと思っています」とし、「新たな所属先も決まり、気持ちも晴れやかになるとともに、新しい土地へ行く不安な気持ちよりも、今はワクワクやドキドキといった感情の方が大きく勝っています」とやる気をみなぎらせた。
ファンや関係者に感謝の思いを重ね、「四国全土を盛り上げられるよう一生懸命プレーします」と力を込めた。
伊藤は昨年阪神を戦力外となったが、トレーニングを継続。今月5日、自身のYouTubeチャンネル「伊藤隼太の独壇場」では「NPB復帰を目指して今年1年間やっていきたい」とプロ野球復帰への思いを語っていた。
経歴は中京大中京、慶大を経て2011年ドラフト1位で阪神に入団。プロ9年間で、通算365試合に出場し、打率・240、10本塁打、59打点の成績を残した。