ＦＡでＤｅＮＡから巨人に移籍した梶谷隆幸外野手（３２）が２０日、神奈川県内で行う自主トレを公開した。原監督からリードオフマンとして期待されており、同級生の坂本勇とのリーグ最強１、２番コンビ結成に意欲をみせた。

　使命感に燃えている。「１番という打順は打ちたいですし、まずはそこを勝ち取りたい」。昨季はＤｅＮＡで１０６試合で１番を任され、リーグ２位の打率・３２３をマーク。巨人でも力を発揮し、指揮官の期待に応えたい思いだ。

　梶谷が１番に入れば、２番に坂本勇というのが原監督の構想で、実現すればリーグ屈指の強力コンビが形成される。「勇人（坂本）とは同じ時期をプロで過ごしてきた。あれだけのスーパースターですから、同じ空間で野球をやってみたい。彼と打線を引っ張っていければ」と、高卒でプロ入りした同学年との共闘を誓った。この日は打撃練習などで汗を流した。新天地での戦いを楽しみに待ちながら、鍛錬に励んでいく。