ヤクルト・ドラ3内山 理想の捕手像に古田敦也氏「打てるキャッチャーになりたい」
ヤクルトのドラフト3位・内山壮真捕手(18)=星稜=が13日、理想の捕手像に球団OBの古田敦也氏を掲げた。目を輝かせながら、「打てるキャッチャーになりたい」と決意表明。黄金期を支えた名捕手を目指す。
今キャンプでは古田氏が臨時コーチに就任。育成メインの内山は2軍キャンプスタートが濃厚だが、「(いつか)技術を学びたい」と早くも興味津々だ。そして「誰からも信頼されていた。自分も信頼される捕手になりたい」と思いを寄せた。
大きな夢は、背番号「27」の後継者になることだ。古田氏の功績がたたえられ、準永久欠番となっている番号。内山は「偉大な背番号。いただけるような選手になりたい」と力強く意気込む。
先輩の背中が、道しるべとなる。1学年上の奥川とは帰省時にも顔を合わせ、すでに寮の部屋も訪問。いろいろな助言をもらったといい、共闘を誓った。「一緒に1軍の舞台で活躍できるように頑張りたい」。縁に導かれ飛び込んだプロの世界。先輩を追い、追い越していく。