桑田真澄氏「自分の感覚と実際の動きが一致することが大事」【一問一答】

 巨人は12日、球団OBの桑田真澄氏(52)が、1軍の投手チーフコーチ補佐に就任したことを発表した。昨年12月に今季の組閣を発表し、年明け1月に入っての大物コーチ招聘(しょうへい)は超異例。レジェンドは、恩師の故・藤田元司氏(元巨人監督)と同じ背番号73を背負い、指導者のエースになると誓った。

  ◇  ◇

 -同じ背番号18を背負う菅野はどう映るか。

 「非の打ちどころがない投手。でも、まだまだ伸びしろがある。もう少し彼の潜在能力を引き出せれば。メジャーを目指したということで彼の心境は複雑だと思うが、今年1年ジャイアンツでプレーする。個人的な意見ですがメジャーのマウンドは素晴らしい。それを経験することでさらに飛躍できる」

 -どのような投手育成をしていくか。

 「われわれの時代はたくさん走ってたくさん投げろと。今の時代はテクノロジーの進化で、投げているフォームをすぐにコマ送りで見られる。自分の感覚と実際の動きが一致することが大事。それをすることで彼らの潜在能力は最大限に発揮できる」

 -15年ぶりに巨人のユニホーム。

 「原監督から背番号73番をいただきました。僕の恩師である藤田さん(元巨人監督)がつけられていた番号。藤田さんに恥じないように。指導者としてエースになれるように」

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