巨人・桑田コーチ 菅野は「非の打ち所がない投手。まだ伸びしろある」
巨人は12日、球団OBの桑田真澄氏(52)が1軍投手チーフコーチ補佐に就任したと発表した。背番号は「73」。1月のコーチ就任は異例で、巨人を退団した06年以来、15年ぶりに古巣復帰となる。通算173勝を挙げた元エースはポスティング制度を利用してメジャー挑戦も交渉が不成立で巨人に残留となった菅野智之投手への思いも語った。
就任リモート会見で桑田コーチは期待の選手について問われると「個人名は控えさせていただきますが、全ての選手にまだまだチャンスはあると思っている」と話した。
しかし。菅野の話題をふられると「非の打ち所がない投手。まだまだ伸びしろがあるので、もう少し彼の潜在能力を引き出せれば。今年1年、ジャイアンツでプレーすることが決まりましたので、ジャイアンツのために」とエースへの期待を語った。
最後には巨人の先輩としてそしてメジャーに挑戦した先輩として「メジャーのマウンドは素晴らしいものがある。それを経験することでさらに飛躍できる。これは個人的な意見ですが」と話した。