ソフトバンク西田哲朗内野手が引退「最高のプロ野球生活」球団広報に

 ソフトバンクから戦力外通告を受けていた西田哲朗内野手(29)が23日、自身のインスタグラムを更新。現役引退し、球団広報となることを報告した。

 西田は「プロ野球選手を引退します。11年間応援ありがとうございました。そして来季からはソフトバンクホークス球団広報を引き受けさせてもらうことになりました」とつづった。

 西田は関大一高から09年ドラフト2位で楽天入り。内野前ポジションを守れるユーティリティープレーヤーとして活躍。14年には自己最多の131試合に出場。打率・250、7本塁打、41打点の成績を残した。17年オフにトレードでソフトバンクに移籍した。通算成績は打率・219、13本塁打、71打点だった。

 戦力外通告を受けたのは11月26日。「実は通告を受けた時には引退を決めていました」と明かし、「ただ自分1人で野球を出来てきた訳ではないので区切りをつけるというニュアンスになってしまいました」と説明。

 「この期間たくさんの方々と話し、たくさんの企業さんとも話し、たくさんの仕事のはなしももらいましたが、自分は11年プレーしたプロ野球界に携わり、色々な視点から勉強し、そして野球界に恩返しし、成長していきたいと思いました。そして何よりホークスが好きです。一から勉強することだらけですが、また何卒よろしくお願いします」と通告を受けてからの1カ月を語った。

 「楽天イーグルス8年、ソフトバンクホークス3年、計11年の半分以上は怪我の生活でしたが、周りの方々にも恵まれ、リーグ優勝2回、日本一を4回も味わうことができました。最高のプロ野球生活でした」とつづり、最後には「第二の人生頑張ってまいります。」と決意表明している。

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