今オフの米大リーグ移籍を目指す日本ハム・西川遥輝外野手（２８）が５日、札幌市内でトークショーを行った。３日のポスティングシステム申請後初めて、公の場に姿を現した西川は、改めて米大リーグ挑戦の夢について言及。「環境が変わって新たに見つかることもあると思う。それが一番。環境を変えたら、あと一回り二回り成長できると思う」と強い決意を口にした。

　西川は今季途中に国内ＦＡ権も取得している。国内の他球団への移籍も可能だったが、「僕の中では考えていなかった。どこでそんな情報が出たか分からないですけど、他の球団でやりたいとかはなかった」という。

　今季は新型コロナウイルスの影響が日米野球界を直撃し、来季も不透明さは依然として残る。さらに、日本人野手にはシビアな評価が下されがちな米球界だが、「通用しないとか言う人もいっぱいいますけど、でもそれ以上のものが絶対あると思う。何もやらないことには変わらないし、そうやっていろんな人が道をつくってきているので。自分の可能性をもっともっと信じてやっていきたい」ときっぱり。己の信念を貫いていく。