ロッテ・沢村「自分の野球人生、悔いのない選択」海外FA権行使を表明【NPB】
ロッテ・沢村拓一投手(32)が30日、今季取得した海外FA権の行使を表明した。千葉市内の球団事務所を訪れ、FA権行使の申請書類を提出。海外FA権を行使したことでメジャー移籍、国内移籍、ロッテ残留を含め、日米42球団との交渉が可能になった。
ZOZOマリンスタジアムでのトレーニング後に取材に応じた沢村との一問一答は以下の通り。
-海外FA権行使を決めたタイミングは。
「家族とも話しましたし。親しい友人と話す中で思い切って行使させていただこうかなと思いました」
-大リーグへの思い。
「行使をしたということで日米42球団と交渉が可能になりましたので。全て考えられる中で、自分のことを一番必要としてくれる球団で腕を振りたいという気持ちです」
-大リーグ一本ではない。
「もちろん選択肢の中にメジャーの移籍もあります」
-大リーグに対する憧れは。
「最高峰の舞台ですから。世界中の優れた選手がプレーする場所という認識の中で憧れももちろんありますし。夢もありますので。権利を行使させていただく運びになりました」
-コロナでメジャー移籍をためらっている選手もいる。
「具体的な先のことはこれからの流れだと思います。それで考えればいい。先のことはこれからじゃないですか」
-渡米の可能性は。
「これから決めます」
-移籍先を決める期限は。
「年明けることもあると思いますし。やっぱり僕の野球人生なんで、しっかり考えて決めたい。僕の野球人生なんで。僕のことなんで。いつまでとは決めてないです。自分の野球人生なんで。自分の悔いのないような選択をしたい」