巨人・阿部2軍監督 オフは「野球のことは1日たりとも忘れるな」若手選手にゲキ
「フェニックス・リーグ、巨人1-1日本ハム」(29日、SOKKENスタジアム)
巨人・阿部慎之助2軍監督が29日、フェニックス・リーグ最終戦を終え、オフシーズンを迎える若手選手に「野球のことは1日たりとも忘れるな」とゲキを飛ばした。12月から直接指導が制限される中、選手個人の自覚を促す考えだ。
今季は松原や大江など1軍の戦力を複数送り出したが、若手選手の力不足を痛感している指揮官。原監督は日本シリーズを終えた直後に体のメンテナンスの重要性を強調したが、阿部2軍監督は「それは1軍の選手の話」とキッパリ。「このオフ、やるかやらないかで差はつくよ」と奮起を求めた。
ただ「俺は強制して『やれ』とは言わない。みんな個人事業主だから」とあくまで個々の裁量に委ねる方針だ。他にもバットやグラブなどの道具にこだわる重要性を若武者たちに説いた。
頭の中ではすでに来季を見据えている新米監督。「いろんなことを学べた反面、難しい」と今季を総括し、帰京の途に就いた。