ソフトバンク・柳田 日本一V弾!先制されるも即逆転2ラン

 「日本シリーズ・第4戦、ソフトバンク4-1巨人」(25日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの4年連続日本一の道を切り開いたのは、やはりこの男だ。4戦目で初めて巨人に先制を許して迎えた初回1死二塁で柳田。巨人先発・畠が初球に投じたフォークを完璧に捉え、右翼席へとたたき込む逆転2ランを放った。

 「チャンスでしたし、初球から集中して打ちに行くことができた。すぐに逆転できて良かった」。一つ歯車が狂えば何が起こるか分からない大舞台。だが、主砲・柳田の研ぎ澄まされた集中力は相手に流れを渡すことを許さなかった。

 これで日本シリーズでは3年連続、通算3本目となる本塁打。「チームに貢献する安打を一本でも多く」が柳田の信条だ。そのシンプルな思いの積み重ねが、大舞台での劇弾を生み出している。

 勢いに乗った打線は二回に甲斐の2ランで突き放した。工藤監督も「あれで一気にベンチの空気も、チームの勢いも変わった。ナイスホームランです」と称賛。打率・429で優秀選手賞を獲得した千両役者のひと振りが、球史に刻む4連覇へチームを導いた。

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