「日本シリーズ・第３戦、ソフトバンク－巨人」（２４日、ペイペイドーム）

　巨人が七回に痛恨の２失点。０－４とリードを広げられた。

　先発サンチェスが力投し、六回まで２失点。ムーアと投手戦を展開したが、七回１死二塁とされたところで原監督は継投に出た。

　周東、中村晃、柳田と左打者が続くところで高梨を投入。だが、周東は死球の後、中村晃には右前適時打を許した。柳田は三振に仕留め、ここで大竹にスイッチしたが、グラシアルに右前適時打。シーズン中は面白いように的中していた原監督の采配も今シリーズでは裏目に出るシーンが続き、表情にも落胆の色がにじんだ。

　第１戦、第２戦と沈黙している打線もほぼオーダーを変えなかったが、七回まで無安打無得点。ノーヒットノーランの危機に陥っている。