巨人・原監督 打倒ホークスへ「ワンチーム」ベンチ入りメンバー全員で勝利を目指す
「日本シリーズ・第1戦、巨人-ソフトバンク」(21日、京セラドーム大阪)
巨人の原辰徳監督(62)は20日、京セラドーム大阪で日本シリーズ前日の記者会見に臨み「ワンチーム」で戦うと意気込んだ。
決戦を前に気持ちを高ぶらせた。「いよいよ始まるなというところです」と表情を引き締める。打倒ホークスへベンチ入りメンバー全員で勝利を目指す。キーマンを問われると個人名は一切、挙げなかった。「中心選手は重要な役割を持っている。そこに若武者も加わって、チームがワンチームとして戦いに挑むスタイルはペナント同様です」と全員野球で挑む覚悟だ。
昨年はソフトバンクの前に4連敗で敗れたが、今年は互角に戦える手応えはある。「昨年より進化していると。準備というものは昨年と比べてもできている」。苦い経験を生かし、選手が大舞台で躍動することを願う。
全試合DH制が採用され「オフェンス、ディフェンスというツーウェイの中で最善策を取っていく」と原監督。野手の層の厚さを前面に出し、8年ぶりの日本一をつかむ。