ヤクルト・奥川がフェニックスL初先発で5回2失点 視察の高津監督「いい投球」
「フェニックス・リーグ、ソフトバンク-ヤクルト」(19日、SOKKENスタジアム)
ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が、フェニックス・リーグで初先発。高津監督も視察に訪れた試合で、5回6安打2失点、5奪三振と結果を残した。
初回。高田に145キロの直球を右翼席にはじき返され、いきなり2ランを被弾。それでもその後は得点を許さず。四回には1死二、三塁のピンチを背負うが、野村を空振り三振、水谷を遊ゴロに打ち取った。
見守った高津監督は「ちょっと走者を出したりもしたんですけど、力入れて投げる場面であったり、コントロールに神経使って投げる場面であったりとか、いろいろなことを試しながら、実戦していきながらっていうように見えましたね。非常にいい投球だったと思います」と目尻を下げた。
奥川は10日の広島戦で1軍デビューしたが、2回0/3を5失点とプロの洗礼を浴びた。この日はそれ以来となる登板で、プロ最多となる67球に到達。来季に向け、再出発をきった。