ロッテ沢村 海外FA権行使は熟考「ゆっくり考えます」「悔しい気持ちが大きい」

 「パCS・第2戦、ソフトバンク6-4ロッテ」(15日、ペイペイドーム)

 今季途中に海外FA権を取得したロッテ・沢村拓一投手が、自身の今後について言及。FAについて問われ、「終わったばかりなのでこれからゆっくり考えます」と熟考する姿勢を示した。

 CS敗退が決まり、試合後は仲間に声をかける姿もみられた。すっかりチームに溶け込み「チャンピオンになることはできなかった。今は正直、悔しい気持ちが大きい」と唇をかんだ。

 今季途中、巨人からロッテにトレードで加入した右腕はセットアッパーに定着。シーズンでは22登板で防御率1・71と圧巻の成績を残し、CS進出に大きく貢献した。CSでは初戦は敗戦投手となったが、この日は2点ビハインドの八回を三者凡退に抑えた。

 復活を遂げた剛腕に対し、現地メディアは複数のメジャー球団が興味を持っていると報道。その動向に注目が集まっている。

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