ロッテ・チェンが3被弾でKO「粘ることできなかった」3点リード守れず

2回、中村晃に2ランを浴び、顔の汗をユニホームでぬぐいながらベンチへ引き揚げるチェン
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 「パCS・第2戦、ソフトバンク-ロッテ」(15日、ペイペイドーム)

 ロッテ先発のチェン・ウェインが一発攻勢の前に沈んだ。

 初回に3点の援護を得た左腕だったが、二回2死一塁から中村晃に右越え2ランを被弾。1点差に詰め寄られ、四回には1死二塁からまたも中村晃に逆転2ランを食らった。切り替える間もなく、さらに続く松田宣には初球を左翼席へ運ばれ、井口監督は交代を決断した。

 レギュラーシーズンではソフトバンク相手に2敗ながら防御率は2・57と苦手とはしていなかった左腕。「1つずつアウトを積み重ねていければと思います」と臨んだが、3本のアーチをかけられる背信登板となり「調子は良くなかったが、粘らないといけないところで粘ることができなかった。チームの状況を悪くしてしまった」と唇をかんだ。

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