ヤクルト・奥川 真っ向勝負も初回からプロの洗礼 鈴木誠、松山に痛打浴びる

 広島戦に先発した奥川。打者は鈴木誠(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-広島」(10日、神宮球場)

 ヤクルトの奥川恭伸投手が、プロ初登板初先発。一回、1番で起用された広島・鈴木誠也外野手といきなり対戦した。

 全球直球勝負で挑み、初球146キロはボール。3-1からの148キロ直球を仕留められ、右中間への二塁打となった。奥川は苦笑いを浮かべた。

 2番田中広は初球147キロ直球で左邪飛。3番長野は0-2と追い込んでから初めての変化球、フォークで打ち取ったかと思われたが、三塁への内野安打となった。

 ここで松山も2球で追い込んだが、3球目の148キロ直球を左中間に運ばれ、先制の2点適時打を許した。坂倉にも左前打を打たれ、1死一、三塁となったが、堂林はフォークで空振り三振。高橋大はスライダーで見逃し三振に仕留めた。

 二回は菊池涼を左直。床田は二ゴロ。2死としたが、鈴木誠には高く浮いたスライダーを振り抜かれ、左前打を打たれた。田中広は右直に打ち取り、何とか無失点に抑えた。

 期待の高卒ドラ1ルーキー。今季は故障で実戦から離れた時期もあったが、イースタン・リーグでは7試合に登板して防御率1・83と抜群の安定感。今季最終戦で待望の1軍デビューとなったが、プロの洗礼を浴びる格好となった。

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