日本ハムの有原航平投手（２８）と西川遥輝外野手（２８）が、９日に今季の全日程が終了したことを受け、今オフのポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦の意向を球団に伝えることを明かした。両者ともに昨年の契約更改の際にも大リーグ挑戦の意思があることを表明している。

　大リーグ挑戦の夢について、有原は「僕自身はそういう風な気持ちでやってきた。変わらないですね」とコメント。西川も「いろんな候補がありますけど、第一はそう考えています。ぶれずに１年間やってきた。その夢は持ち続けている」と明かした。

　吉村ＧＭは２人との話し合いを経て今後の方向性を決めるとしており、「こういう時期なので、踏み込んでお話しできない」とした。ポスティングの申請手続き期間は１１月８日から始まっており、１２月１２日が締め切りになっている。

　◆有原　航平（ありはら・こうへい）１９９２年８月１１日生まれ、２８歳。広島県出身。１８９センチ、９５キロ。右投げ右打ち。投手。広陵から早大を経て、２０１４年度ドラフト１位で日本ハム入団。プロ１年目の１５年５月１５日・オリックス戦（札幌ドーム）で初登板初先発初勝利。同年新人王。１９年に１５勝で最多勝。

　◆西川　遥輝（にしかわ　はるき）１９９２年４月１６日生まれ、２８歳。和歌山県出身。１８１センチ、７９キロ。右投げ左打ち。外野手。智弁和歌山から２０１０年度ドラフト２位で日本ハム入団。盗塁王３回（１４、１７～１８年）。ベストナイン２回（１６～１７年）、ゴールデングラブ賞３回（１７～１９年）。