ソフトバンク・石川が2冠達成 育成出身の7年目右腕が初タイトル

 「ソフトバンク6-2西武」(9日、ペイペイドーム)

 勝てば投手2冠、負ければ無冠、もしくは勝敗つかず1冠か。

 ソフトバンクの石川柊太投手はその条件の中、3-1とリードの四回から2番手でマウンドに上がった。

 いきなり走者を2人背負ったが併殺打でしのぐと、その裏に味方打線がさらに2点を加えて5-1とリードが広がった。「久しぶりの中継ぎで最初は少しバタバタしてしまいましたが、少しずつ自分のリズム、テンポで投げる事ができるようになったと思います。今日は自分の感覚を大事に投げる事ができた」。続く五回は三者凡退に抑えるピッチングで、六回も無失点の好投。3回零封で役割を果たし終えた。

 試合はソフトバンクがリードを保ったまま6-2で逃げ切った。

 石川は勝利投手となり今季11勝目(3敗)。これで千賀(ソフトバンク)、涌井(楽天)と並びリーグ最多勝となった。さらに黒星がつけば陥落危機だった最高勝率でもタイトルに輝き、投手2冠を手にした。

 石川は13年育成ドラフト1位で入団し、プロ7年目で初のタイトル獲得となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス