ソフトバンク・周東 目標の50盗塁到達 リーグ4年ぶり
「ソフトバンク-西武」(9日、ペイペイドーム)
自身初の盗塁王を確実にしているソフトバンクの周東佑京内野手が、今季50個目となる盗塁を決めた。パ・リーグで50盗塁は2016年の糸井(オリックス)、金子(西武)以来4年ぶり、ソフトバンクでは11年の本多以来9年ぶりとなる。
三回1死から四球で出塁。ボールを見極めただけでスタンドからは拍手が沸き起こり、スタンドからの期待感が高まる中で周東は軽快に駆け足で一塁へ向かった。
次打者の中村晃へ初球を投げる前に、西武マウンドの齊藤大は3度もけん制球を投げて警戒された。しかし、2球目に周東は二塁へスタート。西武捕手の柘植の送球もやや乱れたが、タイミングも完全にセーフだった。目標としていた大台をクリアすると、その後は柳田の左越え本塁打でチーム2点目となるホームを踏んだ。
この回、ソフトバンクは松田宣の13号ソロと柳田の29号2ランで3-1と試合をひっくり返した。