巨人・初先発の横川「集中できて冷静でいられた」5回1失点、初勝利は幻

 「巨人-ヤクルト」(8日、東京ドーム)

 巨人はプロ初先発の高卒2年目・横川凱投手がプロ初先発。5回を3安打1失点の好投を披露した。勝利投手の権利が発生していたが、八回に田中豊が逆転満塁本塁打を浴び幻となった。

 190センチの長身、ゆったりとしたフォームから直球、スライダーを決めヤクルト打線を三回まで無安打無失点。四回には塩見に左越えソロを浴びて1失点。五回には2死二塁から中村に左前打を許したが、陽岱鋼の本塁好返球でタッチアウトとしこの回を無失点。先発の役割を果たして降板した。

 「マウンドに上がる前は緊張しましたがいざマウンドに上がるとバッターに集中できて冷静にいられました。目の前のバッターを一人一人抑えることを意識してテンポよくリズムに乗ることができたと思います。ただ、球種一つひとつの精度が低いことは投げていてわかりました。もっとレベルアップしなければいけません」と振り返った。

 初先発した試合で、坂本が通算2000安打を達成。「坂本さんの偉大な記録を目の前で見ることができて光栄ですし、その試合で投げさせていただけることに感激しました。僕一人の力では叶わなかったので感謝しています。(戸郷、直江の同期が先に登板して)二人の活躍をモチベーションにして、5年後、10年後に上に立っていられるように頑張りたい」と先輩の偉業を刺激に、末永い活躍を誓った。

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