巨人・坂本、祝福の拍手を浴びて交代 原監督の粋な計らい

7回、声援に応えながらベンチに下がる坂本=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 「巨人-ヤクルト」(8日、東京ドーム)

 プロ野球史上53人目の通算2000安打を達成した巨人・坂本勇人内野手が途中交代した。

 初回に左翼線二塁打で2000安打を達成。第2打席にはバックスクリーンに19号2ラン。第3打席は遊撃への内野安打を放ちサイクル安打に王手をかけていたが、第4打席は四球だった。

 坂本は七回、一度守備に就いてから交代が告げられた。ファンの拍手を浴びながら、笑顔でベンチに退いた。

 19年のマリナーズ・イチローの引退試合となったMLB日本開幕戦で、イチローは五回の守備にいったん就いた後、交代を告げられる“演出”を経て、満員のファンの歓声と拍手を浴びて退いた。坂本の交代も、原監督によるMLB流の計らいだった。

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