巨人・原監督「まだ乳歯も残っている」30発クリアの岡本にまだまだ期待

 「巨人6-2ヤクルト」(7日、東京ドーム)

 巨人が快勝。主砲・岡本が今季初の2打席連発をマークした。

 三回1死一、二塁の好機で左中間へ先制の30号3ラン。巨人生え抜きでは松井秀喜以来となる3年連続の30号に到達すると、五回先頭で迎えた第3打席では、今度は右中間席への31号ソロを放った。

 3年連続30号は球団では王貞治氏、原監督、松井秀喜氏に続いて4人目。原監督は「僕なんかたいしたことない」と謙遜しながら、「まあでもまだまだ伸びしろのある。聞くところによるとまだ乳歯も残っているという。非常に大きく期待できる選手だと思いますね」とうなずいた。

 デーゲームで本塁打王を争う大山が28号を放ち、1本差に迫られていた岡本。貫禄を示す2発で、大山、ヤクルト・村上に3本差とした。

 リーグ単独トップを独走する打点も95まで伸ばし、2冠王の可能性も高まっている。

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