ヤクルト悪夢の逆転負け 金久保が誤算 高津監督「それもまた勉強」

 「阪神8-7ヤクルト」(5日、甲子園球場)

 ヤクルトが最大6点差あったゲームを悪夢の逆転負け。先発の金久保が四回につかまったが、試合後の高津監督は「それもまた勉強。来年に生かしてくれたらいい」とエールを送った。

 序盤に相手のミス、足を絡めた攻撃で7得点を挙げる理想的な試合展開だった。それでも四回に金久保がつかまり、代わった大下が同点とされた。五回には星が勝ち越し本塁打を献上。試合は三回以降に得点を奪えず、そのまま悔しい逆転負けを喫した。

 試合後の高津監督は、プロ初勝利に届かなかった金久保について「結果は気にしていなくて…」と切り出した。この日プロ初失点を喫した右腕だったが、指揮官は「少しずつでも成長していってくれている。打たれることもあるでしょうし、打たれて覚えることもある。今日はいい勉強になったと思いたい」と今後の成長を期待した。

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