ヤクルトが阪神・西勇を攻略 初回に4点を先制 村上が先制適時打

 「阪神-ヤクルト」(5日、甲子園球場)

 ヤクルトが、最優秀防御率を目指す西勇から一挙4点の先制点を奪った。先制適時打を放った村上が今季84打点に到達。リーグ単独2位に再浮上した。

 まずは先頭の山崎が遊撃の内野安打で出塁。塩見は三振に倒れるが、青木は四球を見極めた。1死一、二塁と先制のチャンスを迎えると、村上が141キロのシュートをバットの先で右前へとはじき返した。

 4番の一打で先制に成功すると、続く一、三塁の場面で宮本の打球はゴロになり、投手の前へ。西勇がホームへ転送するが、これが悪送球になり、捕手の梅野も捕球することができず。相手のミスで追加点を奪うと、なおも続く二、三塁の好機で西浦が前進守備を敷いた内野陣の間を抜く中前適時打を放った。

 なおも続く1死一、三塁から、西勇の一塁へのけん制をマルテが捕球できず。一塁・マルテに失策がつき、またしても適時失策で追加点をもぎ取った。

 村上は球団広報を通して、「チャンスだったので、走者をかえすことだけを考えて打席に入った。コンパクトに打ち返すことができ、先制することができてよかったです」とコメント。西浦は「いい流れで回ってきたので、初球から積極的に打ちにいった。追加点になってよかった」と話した。

 最優秀防御率を目指す西勇から奪った大きな4点。好投手相手に初回から37球を投げさせ、プロ初勝利を目指す金久保を援護した。

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