巨人ドラ3中山の目標は「トリプルスリー」 ドラ6山本は実家離れることが「楽しみ」

 巨人からドラフト3位指名された中山礼都内野手(18)=中京大中京=と6位指名された山本一輝投手(22)=中京大=が4日、愛知県名古屋市昭和区の中京大中京高で榑松スカウト部次長、青木スカウトから指名あいさつを受けた。

 榑松スカウト部次長も「ポスト坂本」と絶賛する中山は「トリプルスリーを獲るって気持ちは一番強い」と1年目での1軍デビューに意欲を見せた。

 三拍子を兼ね備えた遊撃手。50メートル走は5・9秒と快足が際立つが自身の最大のアピールポイントは「バッティング」と答え、「1年目はミートを意識してヒットを打てるようにしたいと思います」と意気込んだ。

 同級生では中日からドラフト1位指名された高橋宏斗投手がいる。入団すれば、同じリーグに所属することになり、中山も「すごく対戦したい気持ちはある。まずは自分はプロのレベルに1日でも早く達せられるように」と話した。

 一方の山本は球持ちの良いフォームから投じられる最速147キロの直球が持ち味の左腕。先発、中継ぎの起用法については「こだわりはない」と語ったものの、球団からは「長いイニングを投げれるように」と期待を寄せられた。

 投球フォームはマリナーズ・菊池雄星を意識し、2段モーションを参考にしているという。4、5月の自粛期間ではワインドアップに挑戦したが、現在は走者がいない場面でもセットポジションから投げ込む。

 愛知県出身で、入団すれば初めて実家を離れることに。「ちょっと不安はありますけど、今はとても楽しみですね、新たな環境でやれるっていうのもあるし、今まで以上にレベルの高いチームでやらせてもらうので、すごい楽しみです」と笑顔を見せた。

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