ヤクルト・奥川が1軍デビューへ 2軍で圧巻 高津監督「見てみたい」

 「イースタン、日本ハム1-4ヤクルト」(1日、鎌ケ谷スタジアム)

 ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が、2軍最終戦で5回無安打無失点の圧巻投球。小川GMは「明日の状態次第。特に問題がなければ、たぶん1軍の方で登板というのは、はい」と話し、1軍デビューがほぼ確実となった。

 奥川は日本ハム打線を一歩も寄せ付けなかった。制球を乱すことなく、直球でも変化球でもストライク先行の投球。相手の4番・万波に四球を許したが、それ以外は出塁すら許さない投球で最終登板を締めくくった。

 またこの日はDH制を使用せず、「9番・投手」として打席にも向かった。犠打も決め、四球を見極めるなど、予行演習は完璧。2軍公式戦7試合目でプロ初勝利を挙げるなど、防御率1・83で弾みをつけた。

 この日の1軍巨人戦は、先発のスアレスが5回2安打1失点(自責0)と好投するも勝利には結びつかず。2分を挟み、5連敗となった。2軍で好投した奥川について、高津監督は「見てみたい気持ちもあるし、経験させてあげたいなとは思う」と話すにとどめた。

 明日の状態を確認した上で、10日の神宮最終戦でのお披露目が決定する予定だ。

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