巨人、今季ワースト5連敗でも中日負けてマジック1 決定打出ず2度の満塁機で1点のみ

8回2死一・二塁の好機で空振り三振に倒れベンチに戻る巨人・中島宏之(5)と選手交代を告げに向かう巨人・原辰徳監督(左)=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
8回、犠飛を放つ巨人・丸=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
8回、空振り三振に倒れる巨人・中島=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
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 「DeNA5-2巨人」(29日、横浜スタジアム)

 優勝へのマジックを2としていた巨人が敗れて今季ワーストの5連敗。2位中日が敗れたため、マジックは1となった。

 絶好機を逃したのは1点を追う六回だ。DeNA先発・平良から、松原、坂本の連打と岡本の四球で1死満塁とした。だが、丸が2番手・砂田の前に空振り三振。続く中島は3番手・平田から見逃し三振を喫した。

 4点差とされた八回も5番手パットンから1死満塁とした。丸の犠飛で1点をかえしたが、続く2死一、二塁で中島が空振り三振に倒れた。

 先発のサンチェスは初回に2四球などで満塁のピンチを招き1点を失った。丸の通算200号となる26号ソロで同点として迎えた二回は1死二塁から戸柱に適時打を浴びて勝ち越しを許した。6回5安打2失点で4敗目。

 1点ビハインドの七回に登板した1番手・田口は、梶谷、オースティンに適時打を浴びて降板。さらに3番手・田中豊はソトに適時二塁打を浴びて計3点を失った。

 巨人はマジックが1となったが、阪神がゲーム差なしの2位に浮上したため、対象チームが阪神、中日の2チームになった。

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