オリックス・中嶋監督代行「かないませんでした」ソフトバンクVに
「オリックス3-5日本ハム」(27日、京セラドーム大阪)
オリックスが連敗。10月の勝敗成績を8勝13敗1分けとし、月間負け越しが決まった。この日、ソフトバンクのリーグ優勝も決定。今季のカード勝敗成績は5勝17敗2分けで、大きく負け越し中嶋監督代行は「対戦成績、数字から見て分かる通り、かないませんでした」とした。
この日の試合は先発・榊原が課題の立ち上がりに苦しんだ。初回は被安打こそなかったが、3四球を与えるなどして2点を先制される。2-2の同点で迎えた三回にも1四球を絡めて1点を失う。5回1/3を5安打5四球で4失点。今季3敗目となった。
この日の投球に榊原は「反省しかありません」。一方、右腕の内容に中嶋監督代行は「立ち上がりは、自分でも課題だと思っていると思うんですけど、意識し過ぎるのか、まだまだ意識が足りないのか。自分で克服していかないといけない」と改善を求めた。
一方、打線は、ビハインドの状況から2度同点に追い着くも勝ち越しまで至らず。二回にモヤが一時同点の10号2ラン。五回は、この日1軍昇格した中川の中前適時打で1点を追加し再び同点に追い着いたものの、六回に勝ち越されてから決定打に欠いた。
中嶋監督代行は「いつものことですけど、(一気に勝ち)越さないといけないという所ですよね。(勝ち)越して、さぁ自分たちが守りに行く、追加点を取りに行くという勝つ時の形。そこまで行けない」と課題を挙げた。