巨人 悪夢のくじ引き10連敗…原監督の思い届かず近大・佐藤は阪神へ

 「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)

 巨人はついに、ドラフトで悪夢のくじ引き10連敗となった。1巡目で近大・佐藤輝明外野手を指名。4球団競合となり、原辰徳監督が最後にくじを引いたが、当たりは残っていなかった。佐藤の交渉権は阪神が獲得した。

 12球団で最も長期間で当たりくじに縁がなく、原監督自身もこれで6連敗(1勝10敗)。「非常にスケールの大きい、三拍子そろった選手ですね」と左の長距離砲を評価していたが、無念の表情だった。

 その後、外れ1位で亜大・平内龍太投手を指名。交渉権を獲得した。186センチ、87キロの大型右腕。その瞬間、原監督は手をたたいて笑顔を浮かべた。

 ▽巨人のくじ引き10連敗までの経過(×はハズレ、○が当たり)

 【11年】菅野智之投手×松本竜也投手○

 【13年】石川歩投手×(小林誠司捕手)

 【16年】田中正義投手×佐々木千隼投手×(吉川尚輝内野手)

 【17年】清宮幸太郎内野手×村上宗隆内野手×(鍬原拓也投手)

 【18年】根尾昂内野手×辰己凉介外野手×(高橋優貴投手)

 【19年】奥川恭伸投手×宮川哲投手×(堀田賢慎投手)

 【20年】近大・佐藤輝明外野手×

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