鳴門が強打で4強 初回2死から6連続出塁5得点 森脇監督は「まだまだ甘い」

 「秋季高校野球四国大会・準々決勝、鳴門8-4高知中央」(25日、高知球場)

 鳴門(徳島1位)打線が初回から打者一巡の猛攻で5点を奪い、4強に進出した。

 初回2死から主将・岸本拓也内野手(2年)が右前打を放つと、そこから6人連続で出塁。2度の満塁機では大塚海斗外野手(2年)が3点適時二塁打、三浦鉄昇内野手(1年)も2点適時打を放ち一気に攻め立てた。大塚は「来た球を振っていこう」とフルスイングで中堅を越えた一撃を振り返った。

 一方でチャンスは作りながら、なかなか追加点が奪えない展開に、森脇稔監督(59)は「まだまだ甘い。チャンスで当てにいっている」と厳しい表情。無安打に終わった4番の杉山敬基外野手(2年)も「勝ったことは大きいですけど、反省の方が大きいと思います」と、攻撃面での課題を口にした。

 3年ぶりの四国大会で初戦をものにし、4強に駒を進めた。「チャレンジャー精神で戦っていきたい」と杉山。打ち勝つ野球で四国の頂点を狙う。

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