ソフトバンク継投裏目 信頼絶大モイネロが…監督「考え過ぎでした」連勝12で止まる

 8回西武無死一塁、外崎(手前)に2者連続四球を与えたモイネロ(右端)のもとに集まるソフトバンクナイン=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク1-4西武」(24日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは必勝パターンの継投が裏目。逆転負けを喫して、ついに連勝が12で止まった。

 工藤監督は報道陣の前に現れるなり「すみません」と声を絞り出し、悔しげな表情を浮かべた。先発して7回1安打無失点の東浜については「すべてのボールが良かった」と称賛した。しかし、1-0で迎えた八回からは2番手のモイネロをマウンドに送った。東浜の球数は89球だったが、「次の戦略的に、今日は100球行く前に代えようと思っていた」と意図を持った継投策だった。

 しかし、「すいません。考え過ぎでした。こういう結果だと自分の責任」と工藤監督。防御率1点台前半と絶対的な安定感を誇るキューバ人左腕が大乱調だった。6日ぶりの登板が災いしたのか3四球と制球に苦しんだ。1死満塁の場面で岩嵜を急きょ3番手でマウンドに送ったが、直後に西武の中村に痛すぎる逆転満塁本塁打を浴びてしまった。

 「岩嵜くんのコントロールや、持ち球にフォークボールがあるので行ってもらった。厳しいところで行かせてしまった。あれは打たれたピッチャーではなく、僕が悪い」とまた自分を責めた。

 大型連勝はストップしたが、2位ロッテも敗れており優勝マジックは「3」に減った。3年ぶりのリーグ制覇には一歩前進しており、「自分たちの戦う試合の中で勝っていくことを常に考えている。しっかり切り替えて、また明日戦っていきたい」と力を込めて話した。

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