西武が逆転勝利でロッテと2差 “満塁男”中村が通算21本目満塁弾で鷹の連勝止めた
「ソフトバンク1-4西武」(24日、ペイペイドーム)
西武の“満塁男”中村のひと振りがソフトバンクを止めた。0-1で迎えた八回に逆転の満塁本塁打を放ち、これが決勝点となった。2位のロッテが敗れたため、ゲーム差は2に。逆転のCS出場が見えてきた。
0-1で迎えた八回、モイネロの3つの四球で迎えた1死満塁のチャンス。かわった岩崎から中村がレフト席へ運んだ。
中村の満塁本塁打は通算21本目でNPB歴代最多。両リーグ通じた2位は王貞治の15本、パ・リーグ2位は藤井康雄の14本のため、中村の“満塁男”ぶりが際立っている。
ソフトバンクは牧原の今季1号ソロで得た1点を、先発の東浜が7回まで内野安打1本の被安打1、無失点という完璧な内容で守っていた。モイネロの乱調、そしてまさかの被弾で、連勝は12でストップした。