プロ3年目のヤクルト・金久保 巨人打線に堂々2回0封デビュー

 「ヤクルト0-6巨人」(22日、神宮球場)

 白球を受け取ると、小走りで目指し続けたマウンドに向かった。ようやくたどり着いた場所。プロ3年目・20歳のヤクルト・金久保が、巨人打線を相手に堂々たるデビューを果たした。「気持ちよく投げられました」。2回を無安打無失点と封じ込めた。

 出番は四回だ。いきなり先頭の炭谷に四球を与えたが、落ち着いて後続を断ち切ると、圧巻だったのは五回。クリーンアップに対し、丸から外の直球で空振り三振を奪うなど、三者凡退に仕留めた。

 18年に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。待ち受けていたのは長く、苦しいリハビリ期間。当時2軍監督だった高津監督も「よくここまできてくれた」と言葉を震わせる。大きく踏み出した一歩を自信に変えて。金久保はスタートラインに立った。

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