巨人・高橋は一球に泣く 村上に痛恨被弾で2勝目ならず

 6回、村上から逆転2ランを浴び降板する高橋(撮影・金田祐二)
 6回、村上(後方)に逆転2ランを浴びた高橋(撮影・中田匡峻)
 力投する先発投手の高橋(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト-巨人」(21日、神宮球場)

 巨人の先発・高橋が5回1/35安打2失点で降板。1-0の六回1死二塁で村上に逆転の2ランを食らい、マウンド上で唇をかんだ。

 左腕は初回にいきなり無死満塁のピンチを招くも、ここから三者連続三振。五回終了時で6奪三振、無失点の快投を見せた。

 しかし、六回の先頭・青木に左中間への二塁打を浴びると、1死二塁で村上に逆転の2ランを左翼スタンド最前列に運ばれた。腰に手をやり、悔しげな表情を見せた高橋は、このまま降板。2勝目はお預けとなった。

 「マジックも1桁になり、それを意識した中で勝ちにつながる投球をしたいですね」と意気込んで臨んだマウンドだったが、1球に泣いた。

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