ヤクルト・高津監督「こういう試合は勝たないと」投手陣評価 16回適時打なしの打線に注文

 引き分けに終わり引き揚げる高津監督(撮影・中田匡峻)
ベンチで渋い表情の高津監督(撮影・金田祐二)
7回、広岡の打球が直撃した河田コーチ(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト1-1巨人」(20日、神宮球場)

 高津ヤクルトが土壇場で同点に追いつき、対巨人戦10連敗は阻止。試合後の高津監督は、投手陣の踏ん張りに目尻を下げ、打線の奮起を願った。

 緊迫の投手戦となった。指揮官も「チャンスがなかったわけではない」とキッパリ。制球に苦しむ戸郷が6四球と乱調だったが、あと1本が出なかった。初回の満塁機ではエスコバーが中飛、六回の満塁機では代打・西浦が空振り三振を喫していた。

 九回に2死一、三塁と好機を作り、青木&山田哲がそろって四球を見極めた。この押し出し四球で同点に追いついたが、サヨナラの場面で村上が一ゴロに凡退。そのまま試合は引き分けた。

 試合後の高津監督は「走者が得点圏にいってからのあと1本だね」と勝負どころでの弱さを挙げた。これで16イニング適時打なし。6安打放ち、相手投手からもらった9つの四球も生かせず、結果1得点止まり。指揮官は打線の奮起を促した。

 さらに先発・高梨が1失点の最少失点で粘り、4人のリリーフ陣は巨人打線を無安打に封じ込める好リリーフ。引き分けに持ち込んだ力投だっただけに、高津監督も「こういう試合をしたときは、勝たないといけない」と残念がった。

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