ロッテ天国から地獄 九回表2死から同点 九回裏2死からマーティンサヨナラ失策

9回、西武・山野辺の打球を落球しぼう然とするロッテのマーティン(中央)=メットライフドーム(撮影・園田高夫)
9回、西武・山野辺の打球を交錯して落球するロッテ・マーティン(左)と西巻
9回、西武・山野辺の打球を交錯して落球するロッテ・マーティン(左)と西巻
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 「西武2-1ロッテ」(20日、メットライフドーム)

 2位ロッテが痛恨のサヨナラ負けを喫した。同点の九回、守護神益田は2死から外崎に左翼線二塁打を浴び、続く山野辺の浅い飛球を二塁・西巻、右翼マーティンが交錯。ボールはマーティンのグラブに当たってグラウンドに落ちる間に外崎の生還を許した。

 まさに天国から地獄だった。その直前は歓喜に沸いていた。1点を追って迎えた土壇場の九回2死。一、二塁の場面で、田村が右中間への安打を放ち二塁走者の代走・和田が生還。敗戦寸前で一度は息を吹き返していた。

 先発・石川は粘りの投球。二回は2失策などで2死満塁とされながら金子を打ち取り、三回は連打で無死一、三塁とされたが、メヒア、栗山、スパンジェンバーグを打ち取った。だが、0-0で迎えた七回、1死から連打と盗塁で二、三塁とされ金子に右犠飛を浴びた。7回5安打1失点だった。

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