巨人・戸郷134球の熱投 6回3安打無失点、6四球も9三振奪い9勝目の権利
「ヤクルト-巨人」(20日、神宮球場)
新人王を争う巨人先発の戸郷が、6回無失点。ライバルの広島・森下に1勝差をつける9勝目の権利を手に降板した。
荒れ気味の投球が逆に的を絞らせない結果になった。初回は3四球を与え2死満塁のピンチを向かえたが、エスコバーを中飛に仕留めると、四回2死まで無安打投球。五回は山崎、青木、山田哲を3者三振に仕留めるなど、五回まで1安打無失点に抑えた。
球数100球を超えた六回、坂口に左線二塁打、エスコバーの遊撃内野安打、さらに四球で2死満塁のピンチを招き、代打西浦を空振り三振に仕留めた。
6回134球を投げて3安打無失点、9三振6四球という内容だった。