ヤクルト・坂口が通算1500安打を達成 記念パネルが一瞬、二塁の村上の方へ…

 4回、坂口は左前に先制適時打を放つ(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 ヤクルトの坂口智隆外野手(36)が、129人目となる通算1500安打を達成した。通算1481試合目で届いた節目の記録となった。

 記録まで、あと1本に迫って臨んだ一戦で、迎えた四回。無死一、二塁と好機の場面で打席が巡ってきた。その3球目。ガンケルの147キロのツーシームを左前にはじき返し、「とにかく必死に食らいついて打ちにいった。走者を返すことができてよかった」と、記念すべき一本がこの日の先制打に。1500本目の安打が打点付きとなった。

 直後に記念パネルを渡され、観衆の拍手に応えるはずが…。タイガースガールズが二塁にいる村上の元へと駆け出してしまう、珍しいハプニングもあった。これには坂口も笑顔を見せ、最後は拍手に応えた。

 坂口は昨季開幕3戦目で死球を受け、左手親指を骨折。長期離脱を余儀なくされ、その後状態を上げることに苦しんだ。昨季は22試合で8安打止まり。復活を期す今季は、開幕スタメンをつかみ、ここまで98試合に出場。この試合で7試合連続安打を放つなど、92安打を積み重ねてきた。

 近鉄、オリックスを経て2016年からはヤクルトで活躍。ベテランになってからも存在感を示し続けている。また、近鉄時代の先輩・岩隈が現役引退を表明したのと同じ日に、節目の安打を放った。

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