巨人・岩隈久志が引退 日米通算170勝 巨人では1軍登板なし

巨人・岩隈久志
 巨人・原監督(左)と笑顔でタッチを交わす岩隈=2018年12月
 日米野球第2戦で力投するマリナーズ・岩隈=2014年11月
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 巨人の岩隈久志投手(39)が引退することが19日、分かった。

 岩隈は18年にマリナーズを退団。12月6日に巨人と契約した。手術した右肩の影響もあり、1軍での登板機会はなかった。日米通算成績は170勝108敗。

 岩隈は堀越高から99年ドラフト5位で近鉄に入団した。2年目の01年に1軍登板を果たし初勝利。04年には15勝を挙げ最多勝を獲得した。05年にトレードで楽天に移籍し、球団初年度の開幕投手を務めた。08年は21勝を挙げ、最多勝と最優秀防御率、沢村賞も獲得した。日本での通算成績は107勝69敗、防御率3・25だった。

 12年に海外FA権を行使してマリナーズに移籍。15年にはオリオールズ戦で、01年の野茂英雄以来日本人選手2人目のノーヒットノーランを達成した。17年に右肩を痛め、9月に手術した。18年はメジャーでの登板はなく、そのまま退団した。MLBでの通算成績は63勝39敗2セーブ、防御率3・42。

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