東海大野球部、以前から薬物情報 大麻使用5、6人が認める
東海大硬式野球部の部員が寮内で大麻の疑いがある薬物を使用していたとする問題で、使用を認めた部員が5、6人であること、また大学が問題を把握する以前から、部員間に寮内での薬物使用に関するうわさがあったことが18日、大学への取材で分かった。
大学は9日に部員が薬物を使用している疑いがあるとの通報を受け、全部員128人を対象に聞き取りを実施。使用していたかどうか、寮内で薬物使用を見聞きしたことがないかどうか調査したところ「うわさはある」「そういうことを聞いたことがある」などの回答があったという。
16日になって5、6人の部員が薬物の使用を認め、書面に記して明らかにした部員もいた。使用を認めた部員は別の施設で待機している。大学は同部を無期限の活動停止とし、所属する首都大学野球連盟が開催中の秋季リーグ戦を辞退した。