敦賀気比 センバツ確実に 延長十回に劇的サヨナラ打
「秋季高校野球北信越大会・準決勝、敦賀気比5-4関根学園」(17日、富山市民球場)
敦賀気比が決勝進出を決めるとともに来春のセンバツ出場をほぼ確実とした。延長十回に東鉄心内野手(2年)のサヨナラ打で劇的勝利。来春センバツの北信越大会の出場枠は「2」で、来年1月の選考委員会で出場校が決定する。
同点で迎えた延長十回。2死一、三塁から東が初球の変化球を中前に運び、試合を決めた。「最後は絶対自分が決めてやるという気持ちしかなかった」。殊勲のヒーローは胸を張った。
東哲平監督(40)監督のおいっ子でもある東は「敦賀気比にあこがれて、敦賀気比で甲子園に出たいと思い続けたからきつい練習も耐えられた。決勝も全員で勝ちに行きたい」。この勢いを頂点まで止めるつもりはない。