先輩の意地!中日・柳 7回2失点で1カ月ぶり星

 「広島2-5中日」(17日、マツダスタジアム)

 連勝のバトンを何とかつないだ。1-2で迎えた七回2死二塁。中日・柳裕也投手の108球目、変化球が田中広の外角ぎりぎりに決まった。見逃し三振。雄たけびのガッツポーズで締めた直後、逆転劇で白星が転がり込んできた。

 「試合の中で修正しながら、何とか粘れたかなと思います」

 広島の先発は新人王を狙う森下。主将を務めた明大4年時に森下は1年生だった。寮では同部屋。登板1週間前に対戦する可能性を知ると「まさと(森下)と投げ合う。それをモチベーションに頑張ってきました」と気持ちを高めて備えた。

 初回に先制点、三回には追加点を許したが、いずれも最少失点でしのいだ。後輩との初対決は7回2失点。1カ月ぶりの白星となる4勝目を挙げた。

 「(森下は)本当にすごい選手だと思うし、特別な存在。きょうは勝ち投手になりましたけど、彼の方が投球内容では上だったと思う。これから投げ合うこともあると思うので、いい勝負ができるように頑張りたい」

 最後に勝ったのは柳。チームは今季初の7連勝で貯金5とした。

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