ヤクルトのシーズン勝ち越し消滅 高津監督「ピッチャーが頑張っている間に1点を…」

5回途中、交代を告げられてマウンドを降りるヤクルト・歳内宏明(右端)=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神5-0ヤクルト」(16日、甲子園球場)

 高津ヤクルトが今季8度目の完封負けを喫し、借金はワーストタイの「21」。打線がつながりを欠き、シーズン勝ち越しの可能性が消滅した。

 試合後の高津監督は、勝負の分かれ目に序盤の「1本の差」を挙げた。この日は阪神のエース・西勇と古巣を相手にした登板に燃える歳内の投げ合い。指揮官は「いろいろな思いがあっただろう」と歳内を思いやりながら、「ピッチャーが頑張っている間に1点を取ってということができたか、できないか」と話した。

 初回には先頭のエスコバーが出塁し、1死二塁と得点圏に走者を進めた。だが山田哲がフェンスギリギリの中飛、村上が二ゴロに凡退。さらに四回には1死走者なしから、村上が二塁打を放ったが、青木、西田がゴロに倒れ、先制点が遠かった。

 結果的には阪神打線を最少失点に抑えつつも、1点ずつ得点され最終的には5失点に。出てきた投手全員が失点を喫し、高津監督は「走者を置いて1本打てたか、打てないか。今日みたいな展開は、それが中盤・終盤へとつながっていく。先に点を取りたかったね」と振り返った。

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