ロッテ藤原「1打席目の1球目から本塁打を打てる準備をしている」恐るべし20歳

1回ロッテ無死、先制の右越えソロを放つ藤原恭大=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ5-1日本ハム」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ期待の2年目、藤原恭大外野手が勝利の立役者となった。

 初回、日本ハム・杉浦の直球を完璧に仕留め、右中間席中段まで運ぶ先頭打者本塁打。14日のプロ1号に続く先頭弾でチームに先制点をもたらした。

 プロ1号&2号が初回先頭打者本塁打は1953年・栗木孝幸(毎日)、08年・赤松真人(広島=2試合連続)に次いで12年ぶり3人目。球団では67年ぶり2人目の快挙となった。

 藤原は三回の第2打席も右前打を放ち、二盗に成功。続くマーティンの決勝25号2ランを呼び込んだ。

 初のヒーローインタビューでは本拠地のファンの前で堂々たる受け答え。「多くのファンの皆さまもいて本当にうれしいです」とはにかみ、本塁打について「甘い真っすぐだけを待ってフルスイングしようと打ちました。いつもそうですが、一打席目の1球目からホームランを打てる準備をしています」とうなずいた。

 ロッテファンの心をわしづかみにした20歳。「今日が初めてのヒーローインタビューですが、優勝争いをしているので、塁に出ること、チームに貢献できるようやっていきます」と誓った。

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