ヤクルトが8度目の零封負け…甲子園に帰ってきた歳内を援護できず

5回途中、交代を告げられてマウンドを降りるヤクルト・歳内宏明(右端)=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神5-0ヤクルト」(16日、甲子園球場)

 最下位の高津ヤクルトが、阪神のエースに屈し、今季8度目の零封負けを喫した。

 古巣阪神の本拠地、甲子園に帰ってきた先発・歳内を、打線は援護できなかった。「気合が入った」という歳内は力みながらも粘投。しかし二まわり目からつかまり始め、4回1/3を8安打2失点、5奪三振で降板。悔しさのにじむ2敗目となった。

 またしても苦手な投手を作ってしまうのか…。西勇とは今季2戦1勝1敗。8月22日の初対戦では、7回3安打1得点と村上の本塁打で一矢報いたが敗戦。9月25日は6回4得点と西浦の決勝適時打でやり返していた。

 この日は8回5安打無得点と封じ込められる。七回には、併殺コースの打球に一走・村上が挟まれながらもタッチをくぐり抜け、アウトにならず。その後は1死満塁と、この日最大の好機を作ったが、西浦が併殺打に倒れていた。

 一方の投手陣は、各イニングは最少失点に切り抜けながらも、ジワリジワリと点差をつけられていった。好調・大山に4打数4安打2打点と打ち込まれ、ヤクルト戦好相性の梅野にも1発を浴びるなど2打点を献上。八回には新人・井上にプロ初安打・初適時打・初打点も許し、登板した投手全員が失点した。

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