オリックスV逸も中嶋監督代行「来年のシーズンが始まっているぐらいのつもりなので」

 「オリックス4-9ソフトバンク」(15日、京セラドーム大阪)

 オリックスが3連敗で優勝の可能性が完全消滅した。現12球団では最長となる24年連続のV逸。中嶋聡監督代行は「優勝は、なくなったわけですけど、これでシーズン終わったわけじゃないので」と残りのシーズンを見据えた。

 3戦連続零敗こそ免れた。初回に1番・福田が死球で出塁。その後、2死一、三塁としてジョーンズが四球を選び満塁とすると、T-岡田の押し出し死球で1点を先制した。この回3四死球などで塁を賑(にぎ)わして奪った20イニングぶりの得点。ただ、なおも続いた2死満塁から伏見が二飛に倒れた。

 1点ビハインドの五回にはモヤのタイムリーで一時同点に追い着くも、先発・田嶋が5回1/3を6失点。六回一死三塁から中村晃に勝ち越しタイムリーを許し、続く栗原への死球で満塁のピンチを招いた所で降板。直後、2番手・比嘉が代打・長谷川に満塁本塁打を被弾して流れを一気に持って行かれた。

 6点ビハインドで迎えた七回には、吉田正の3安打目となる適時打などで2点を返すも反撃は及ばなかった。

 この日が今季のソフトバンク戦最終戦。カード勝敗数は、5勝17敗2分けと大きく負け越す結果となった。

 来季以降へ向けたチーム力強化に意欲を示した中嶋監督代行。「変な話、来年のシーズンが始まっているぐらいのつもりなので。これからどう巻き返していくか。これからどうやって勝っていくのか。どうやって一人一人の力を出すかというのが始まっている」と口調を強めた。

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