ヤクルト2軍 奥川が3回1安打無失点 高津監督「順調にきている」

 「イースタン、日本ハム3-5ヤクルト」(14日、鎌ケ谷スタジアム)

 ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が、2軍の日本ハム戦に先発。プロ最長となる3回を1安打無失点、2奪三振と好投し、「3回をゼロで抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。

 7月末に上半身のコンディション不良で離脱し、9月30日のルートインBCリーグ選抜との2軍交流試合で実戦復帰。公式戦は86日ぶりだった。

 前回よりも感じた手応えに、マウンドでは笑みも浮かんだ。この日の最速151キロを計測するなど、力強い直球に対し、低めに集めた変化球が生きた。三回には1死から梅林に左前打を許すが、後続を遊ゴロ、投ゴロに冷静に打ち取った。

 奥川は「きょうは真っすぐで追い込んで落ち球で三振をとることができた」と手応えをつかみ、「そういう投球をこれからも続けていけたらなと思います」と継続を誓った。

 映像を確認したという高津監督も「いいなと思った」と改めて高評価した。「内外のコースへの投げ分け」や「変化球の高さ」に着目。ここまでの過程にも、大きな離脱なくこられていることに対して「順調にきている」と話した。

 今後も2軍で経験を積み、1軍舞台を目指す。今月4日にオリックス・宮城が、高卒投手としては1番乗りで1軍デビューを果たしていた。奥川は「すごい気にはなります」と刺激。そして「自分は自分のペースでしっかりやっていくことが大切だと思うので、焦らずに自分のペースでやっていきたい」と足元を見つめた。

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